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名瀬市の大火

 10月14日午前1時40分頃、中央通りの中ほどにあった城山呉服店から出た火は、またたくまに燃え広がり、荒垣商店、指宿化粧品店、大久保畳店、いぶすき洋品店、吉田商事、堀口商店、丹波写真館、重原工作所販売店、大島電力本社など含む118軒に延焼し、被害総額は、当時1億円以上といわれました。この時、消防団は人手不足、ホースもたったの1本という有様で、早い火の手と野次馬の消化活動妨害がダメを押しました。
 
 当時の新聞は、もし、この時風まで吹いていたら名瀬の大半はどうなっていたか分からないと伝えています。ひと月半後の12月3日に、これを上回る大火があり、市民は疲弊してしまいました。

《追記》
 この年の暮れの大火(屋仁川の青柳から出火)で1361軒もの家屋、建物が焼失し、市民は大変なダメージを受けました。この時、カトリック教会は全焼しました。