森山ユリ子は媚びない女性だから、意味もなく笑ったりはしない。 唄う時も毅然としている。 常に真剣なまなざしだ。分をわきまえていて、でしやばらない。 そういう人の微笑みは本物だ。 寡黙な唄者なれど、彼女が微笑むと「当り一面 に花ぬ咲きゅり」 ユリの花が咲いた。