不老長寿のシマ

■統計資料1
提供・鹿児島県庁

100歳以上の人口(人口10万人当たり)
 鹿児島県  19.98人
 沖縄県    30.56人
 全国     10.29人
 奄美群島   48.80人
これは、もっと見直されても良いデータだ。

■統計資料2
提供・鹿児島県庁

全国市町村別出生率(一人の女性が生涯に生む子の数)
 01位 和泊町   2.58人 沖永良部島
 02位 喜界町   2.54人 喜界島
 03位 天城町   2.52人 徳之島
 04位 伊仙町   2.49人  〃
 05位 知名町   2.48人 沖永良部島
 08位 徳之島町 2.44人 徳之島
 19位 与論町   2.31人 与論島
 25位 住用村   2.26人 大島本島 

     全国 1.43人、東京都  0.81人

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赤ん坊からお年寄りまで密着した生活をしている。
核家族の波は奄美にも押し寄せてはいるが、都会の比ではない。

縄文人に近い感性と現代的な暮らしが長生きの秘訣なのかとも思う。

あの、長寿世界一だった泉重千代翁は、飲酒・喫煙をしていたのだから、120歳という長寿のナゾは、優等生的な発想では解けそうにない。

島唄を歌うために人は集い、唄遊びをする。
癒しの音楽としての島唄の存在は、大きく、これを手段とした人間関係のハーモニーは、いかにも長寿のシマにふさわしい。

<奄美島唄コラム | 永久欠番になった唄>