石岡春代の世界

■官能的な唄い手!

石岡春代の唄は官能的、セクシー、色っぽい、ウ~ム・・・なんて語彙が不足しているのだろうか。

こんな素敵な島唄を前にして、俗な言葉しか示せない身が腹立たしい!
話してみれば、彼女はどこにでもいそうなフツーのオバサン(失礼!)にもかかわらず
島唄を歌うときに解き放つエロスは表現不可!

一目ボレならぬ一聴き惚れ?
恋の唄、別れ唄、逢引きの唄、甘くせつない・・・石岡の唄

■一般的な島唄

島唄は、奄美の恋物語・物産PR・人生訓・祝の詞(ことば)などを織りこんでゆく。
しかし、こんなにも官能的な料理の仕方があったとは・・・!
彼女の唄に出会ってまたひとつ楽しみが増えた。

※「石岡春代傑作集」
歌い手に素晴らしい資質があってこそ、古来の唄が鮮やかに蘇えるのだ。

島唄は年配の方たちのもの・・・?
とんでもなかった!
こんな島唄があったのだ!
島唄が、こうもセクシーだったなんて!

<奄美島唄コラム | 昇喜代子の世界>